健康とスポーツ
デンマークと米の共同研究では、「運動不足」の生活をしている人と比べて、スポーツ活動をしている人がどれほど健康的か、25年間の追跡調査をしています。スポーツジムでのフィットネスが約2年、ジョギングやスイミングが約3年ほどであるのに対し、テニスはなんと約10年!圧倒的な健康への貢献度を誇っています。もちろん、どのようなスポーツをしていても健康に貢献することは確かなのですが、その中でも特に「テニス」がダントツで効果的だったのです。 テニスは「1人で取り組む」ものではなく、他者との関わりやコミュニケーションが求められます。下の表からも、「1人で取り組むスポーツ」は2〜4年ですが、「複数で取り組むスポーツ」は余命年数が大きいことが分かります。また、運動強度(運動の仕方)も、一定の強度でずっと続けるものではなく、素早く動いて止まってを繰り返すタイプのスポーツが良いかもしれません。最近では中高強度と低強度の緩急をつけた運動が体力・健康づくりに良いとされています。 |
〇運動不足の生活をした人と比べての平均寿命の差(年数)
1.テニス 9.7年
2.バドミントン 6.2年
3.サッカー 4.7年
4.サイクリング 3.7年
5.スイミング 3.4年
6.ジョギング 3.2年
7.徒手体操 3.1年
8.ジムでフィットネス 1.5年
※デンマークと米の共同研究より